旦那の小さな家事

旦那の家事と育児、健康を考えるアラフォー男のブログ

旦那の家事 ~イラっとされない旦那の家事を考える〜

旦那の『手伝おうか?』の言葉にイラっときたことのある奥さんと、『旦那の“手伝おうか?”にイラっときた』の言葉にモヤっときた旦那に捧ぐ。

旦那の『手伝おうか?』の言葉にイラっときた、という言葉をよく聞きますよね。旦那はその言葉をモヤっと受け止めていると思います。そしてなにも出来ず、何も言えず沈黙。
もはやこの日本で『手伝おうか?』はNGワードです。
では『手伝おうか?』は言わない様にすればいいのかというと、当然そんなことは無いです。見透かされます。『手伝おうか?』が、見透かされます。
どうすれば良いのでしょうか。

それはもう、率先して家事をするしか無いと思います。

家事は決して大変な事ではないです。メリットがいっぱいです。まず家の中がきれいになります。家庭が円満になります。育児も楽しめます。健康になります。良い事尽くめです。
とはいえ、私も結婚当初からそう考えてはいませんでした。奥様との衝突を繰り返した末の結論です。すこし、そこらへんの話をさせてもらいます。

・奥様との衝突と和解、そして悟り
私は結婚8年目、奥様共働き、娘1人のアラフォー男です。結婚当初、娘が出来てからと家事の分担は常に家庭の課題でした。衝突の種でした。
家事をやったつもりが奥様に文句を言われて、やる気を失ったことがあります。多々あります。正直言えば、家事やって損した、どうせ文句いわれるならやらない方が良かった、とすら思った事があります。同意してくれる旦那も多いと思います。

でも、それでは家庭円満には至りません。奥様に無理を強いて、旦那が楽をしていては、例え奥様が文句を言わなかったとしても家庭円満とは言えないと思います。だから、旦那はTV眺めたり、ぼんやりゴロゴロしている暇があるなら、家事をやるべきです。したい事をする前に、家事をやるべきです。したい事を最大限楽しむ為に、その前に家事をやるべきです。
別に好きな事を我慢して家事をするべきという事では無いです。好きな事を楽しむために、やる事はやっておいた方が良い、そしてやれば結構良い事が多い、という結論に思い至りました。

・小さな家事の提案
その為にどのように家事と向き合えば良いか考えて結果、家事は細分化してシェアする事が良い戦略であると考えました。家事は奥が深く、やること一杯じゃないですか。
食器洗いをやろうと意気込んでも、水切りかご(又は食器乾燥機)には、前回の洗って乾いた食器がいっぱい。ではまずは食器の収納から。と、順序があるのです。その後に食器を洗えば、“食器洗い”はお終いかというと、そんなことは無いですよね。シンクや調理台の掃除、整理も“食器洗い”の一部だと思います。家庭により様々だと思います。だから、“食器洗い”と大きく括ってしまって旦那がやったつもり、奥様が任せたつもりになっていると、互いの“食器洗い”の認識の違いによりイラっとしたり、モヤっとしたりしてしまいます。
だから、家事を細分化してひとつひとつの“小さな家事”のやる事を決めておくのです。
・家事の順番を明確にする
・完了の判定基準(ゴール)を明確にする

例えば食器洗いでいれば、私は7つくらいを意識しています。
≪食器洗い≫
①食器の収納
②食器の組立
③食器洗い
④食器乾燥
⑤ごみの片付け
⑥シンクの掃除
⑦調理台の掃除

旦那に食器洗いをまかせたら、シンクや調理台は水浸しのままで、イラっとした。といった文章をWEBで見た事がありますが、それって旦那にとって食器洗いは文字通り食器洗い(上記③)のみ、奥様にとっては食器の収納〜調理台の掃除まで(上記①〜⑦)と認識がずれていることが原因だと思います。
まずはその認識を合わせる。夫婦の家事の基準を合わせていくことでも、奥様のイラっは大分減ると思います。

家事をあまりやってこなかった旦那様は、いつも奥様に家事について怒られてモヤっとしている旦那様は、そしてイラっが積もっている奥様は、是非家族で家事について話し合うことをお勧めします。もし、いまさら話し合いなんて…と思われるのであれば、まずは奥様の家事の順序をよく見ることをお勧めします。
家事って生まれ育った家庭の方法しか知らないので、昔話もかねて話し合うと結構楽しいですよ。そして、相互理解を深めれば衝突が減るのではないかと思います。
追々、我が家の事例を書いていけたらと思っています。
ではまた。